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大宮華紋と刺繍紋の違いは?
あや- 00/10/15(日) 22:16 -
始めまして、あやと申します。
きものくらぶさんのページを見ていて,そこから飛んで来ました。
なんだかおしゃれな感じのするきれいなページですね(*^−^*)
いろいろと詳しく書いてあって勉強になりました。

さて、素朴な質問なんですが、
大宮華紋は染めの色を挿している紋なんですよね?
刺繍紋も(加賀紋とかでしょうか?)色がついてますが、
刺繍紋は御洒落につけたりするようですが、
大宮華紋もそうなんでしょうか?

色無地につけたとして、結婚式とか着て行けるんでしょうか?
どの程度の格式になるんでしょうか?
それとも御洒落として楽しむものなんですか?
お答えをよろしくお願いします。

Re:大宮華紋と刺繍紋の違いは?
管理人  - 00/10/16(月) 17:57 -
始めまして、あやと申します。

初めまして!初の書き込みありがとうございます!

>きものくらぶさんのページを見ていて,そこから飛んで来ました。
>なんだかおしゃれな感じのするきれいなページですね(*^−^*)
>いろいろと詳しく書いてあって勉強になりました。

ありがとうございます。
今後も色々な情報を載せていきますので期待していて下さい。

> さて、素朴な質問なんですが、
>大宮華紋は染めの色を挿している紋なんですよね?
>刺繍紋も(加賀紋とかでしょうか?)色がついてますが、
>刺繍紋は御洒落につけたりするようですが、
>大宮華紋もそうなんでしょうか?

着物に付ける色を施した家紋には縫い紋以外に江戸時代に友禅技法で染め上げた「加賀紋」や絵や文字を家紋の替わりとして、付けた「伊達紋」、絞りで染め上げた「鹿子紋」 がありました。
『大宮華紋』は白抜きされた紋場に当社独自の技法で色を挿して染め上げた手作り
紋です。
お洒落感覚を目的としておりますので、縫い紋や加賀紋と同じと考えて下さい。

>色無地につけたとして、結婚式とか着て行けるんでしょうか?
>どの程度の格式になるんでしょうか?
>それとも御洒落として楽しむものなんですか?
>お答えをよろしくお願いします。

フォーマルの点では第一礼装(黒留や喪服)は駄目です。
フォーマルの目的は同じ物を着て気持ちを一つにすると言う
一種の制服感覚ですから飛び抜けて目立つのはよくないですね。
結婚式は準礼装でよい場合などは構わないと思います。
しかし土地、地域によって習慣や常識がかなり違いがありますので
今までの習慣に従った方がよいか、冒険するかはあなたの判断の一つになってきま
す。
昭和の初期に姿を消した加賀紋が昭和の後期にまた見直させれてきました。

近々、加賀紋と大宮華紋の違いを詳しく説明したページを作ります。
詳しいことはそちらで書いていく予定なのでよろしくお願いします。
何しろ説明し出すとかなりの長文になってしまうので・・・^-^;

また、質問があればよろしくお願いします。
今回の答えでわからない部分やわかりづらい文面があればまたこれに返信して下さいね。

Re:Re:大宮華紋と刺繍紋の違いは?
あや  - 00/10/17(火) 23:26 -
詳しくお返事頂いてありがとうございます。

とりあえずは自分の楽しみとして入れて楽しむもののようですね。
加賀紋や縫い紋のと同じように考えると言う事は
オリジナルで紋を作れてしまうということですよね。
とりあえず必要なきものをそろえたら、
そういう楽しみとして,色合いを考えたりして
作るのも楽しいかもしれませんね。

大宮華紋と加賀紋についてのページ楽しみにしています。
どうもありがとうございました。

お返事です
管理人  - 00/10/18(水) 16:47 -
詳しくお返事頂いてありがとうございます。

いえいえ、こちらとしても初めてのご質問だったので嬉しく思っています。

>とりあえずは自分の楽しみとして入れて楽しむもののようですね。
>加賀紋や縫い紋のと同じように考えると言う事は
>オリジナルで紋を作れてしまうということですよね。
>とりあえず必要なきものをそろえたら、
>そういう楽しみとして,色合いを考えたりして
>作るのも楽しいかもしれませんね。

そうですねぇ。大宮華紋は楽しんでもらうためにあります。
作る楽しみ、着る楽しみ、人に見てもらう喜び。
いろいろな楽しみを味わうことが出来ますよ。

>大宮華紋と加賀紋についてのページ楽しみにしています。
>どうもありがとうございました。

現在、制作中です!よりよいものにしていく為にがんばってます。
アップまで時間が必要ですが楽しみに待っていて下さい!

お待たせしました。加賀紋のページが完成しました。
管理人@ARK  - 00/11/7(火) 12:06 -
こんにちは。大変お待たせしました。
もうかれこれ3週間が経過してしまいましたね・・・( ̄ー ̄;
遂にと言うかやっと加賀紋のページが完成いたしました。
トップページに「家紋研究」と言うカテゴリが追加されています。
そこから行けます。
直接ならこちら ↓

http://omiyakamon.co.jp/kamon

今回は家紋研究のコーナーの第一回として「加賀紋」を採用しました。
これからもこれはシリーズとして追加されていくのでご期待下さい。
それではまたご感想をお聞かせ下さい。

Re(1):お待たせしました。加賀紋のページが完成しました。
あや  - 00/11/14(火) 23:03 -
こんばんわ。久々に覗いてみたら,出来あがっていたんですね。
わざわざのレスありがとうございます。気付くのが遅くてごめんなさい。

早速読ませてもらいました。なんだかスッキリしました。
私が思っていた,刺繍の色つきの紋の加賀紋と、
本来の「加賀紋」は違うものだったんですね!知りませんでした。
時代の流れで、さまざまに変わっていくものなんですね。

紋の周りにさらに装飾がつくなんて,ハデですね。
海老とか奇抜で驚いてしまいました。
今のきものだったら、それは重い後姿ですよね(^−^;)

これから順次コラムのようにこれは続いていくんですか?
また次のアップを楽しみにしています。

Re(2):お待たせしました。加賀紋のページが完成しました。
管理人@ARK  - 00/11/15(水) 11:46 -
こんばんわ。久々に覗いてみたら,出来あがっていたんですね。
わざわざのレスありがとうございます。気付くのが遅くてごめんなさい。

いえいえ、わざわざご報告ありがとうございます。
どうでしたか?

早速読ませてもらいました。なんだかスッキリしました。
私が思っていた,刺繍の色つきの紋の加賀紋と、
本来の「加賀紋」は違うものだったんですね!知りませんでした。
時代の流れで、さまざまに変わっていくものなんですね。

それはよかったです。
時代の流れで変わる、加賀紋も例外じゃなかったわけですね。
私自身が感じたことなどをエッセイの方で書いてみましたので
それも読んでみて下さいね。

これから順次コラムのようにこれは続いていくんですか?
また次のアップを楽しみにしています。

いわば、加賀紋のコーナーはプロローグです。
これからもどんどん色々なページをアップしていきますよ。
恐らく次は「しみ抜き講座」だと思います。


森本景一の「色想きもの」の世界
円城 順子  - 00/10/18(水) 23:57 -
色想きもの」について私の印象を提起します。
読まれた方が森本氏に直接質問して頂ければ幸いです。

最近はファッション・デザイナーが和服を手がける様になったせいか従来の決まり 事にとらわれず、色や柄、小物類のコーディネイトやアレンジで和服を楽しむ傾向にあるようです。(その傾向は若い女性の浴衣に顕著に現れています。)

自由な発想で和服をとらえるという意味では森本氏の「色想きもの」にも共通したものがありますが、彼の場合一見遊んでいるかに見える色のコーディネイトは絶妙でその感性は長年の研究と経験に裏付けされています。
彼の色想への追求は日本の伝統と格式の世界である家紋にまで及びます。

「色想きもの」が他のDCブランドの和服と、その格式、品位、優美さにおいて一線を画しているのはやはり大宮華紋をデザインに取り入れているからと思われます。
大変美しいきものです。一度実物をご覧になる事をお勧めします

ありがとうございます
森本景一  - 00/10/21(土) 18:07 -
丁寧な書き込みをありがとうございます。
それにして少し褒めすぎですよ^-^;

私は物を作る時、何かを自分なりに表現使用とする時、
今までとの何かの違いを出そうとします。
この「違い」に美しさを感じて貰えそうかなと思うのです。
あるいは人々はこの「違い」と言う新鮮さを美しいと錯覚するかも知れません。
そして形で見せるか、色で見せるか、
又どの部分で見せるかと言ったテーマを絞ります。
大宮華紋の場合は色で見せます。家紋という見覚えのあるデザインだから、
「あ、家紋に色が付いている!」となるわけです。
これでデザインを変え場所も変え、数を増やせば家紋の定義から
全く外れますから人が見ても単なる模様となるのです。
着物においても見せるところを絞り込みます。
色か形か素材か、ですね。
欲張らないのがコツかも知れませんね(笑)

また、わからないことがあれば書き込みをよろしくお願いします!

PS
返信が送れて申し訳ありませんでした。深くお詫び申し上げます。


いいですね〜大宮華紋
小松  - 00/10/23(月) 20:57 -
先日、私のクライアント先で大宮華紋の3ッ折りパンフレットを
偶然拝見し、いろんな意味で大変興味深いデザイン・内容でありました。
パンフレットからホームページの存在を知り、それも拝見致しました。
感想ですが、どれを拝見しましても森本様の大宮華紋に対する情熱・ ポリシーが伝わってきて、同じデザインをするものとして(私はグラフィックデザインですが)何か共感する部分と、教えられる部分を感じました。
大変ためになり、ありがとうございました。

それと、テレビも見てしまいました。(なかなかの二枚目でしたネ)
その中で、家紋のデザインの話をしておられましたが私も同感です。
自分もロゴデザインなどの仕事で家紋をアレンジしようと挑戦したことがあるのですが、細い線と太い線の使い分け、左右対称のようで対象じゃない図柄、アンバランスを感じさせない構図、どの家紋もコンピュータでは描けないと実感しました。
それと私の持論のルーツ、『モノクロで綺麗じゃないデザインをカラーにするのは逃げである。』と言い出したのも家紋 と出会ってからだと思います。

そこで質問ですが・・・・

○家紋のデザインの綺麗さに、何を求められたのですか?何をプラスする事が大宮 華紋何ですか?

○上の質問にプラスですが、大宮華紋の延長線上に色相きものが存在するのです か?

○ご趣味は・・・

○パンフレット・ホームページどちらも、デザイン性・機能性・その他もろもろなど、ど れをとっても良い仕上がりなのですが、森本様が制作なされるのですか?

○私も染め・描きなどを少しやってみたことがあるのですが、大宮華紋のパンフレッ トを見る限り、染料だけで制作なさるみたいですが私には想像もつきません。染料 が生地の上で、あんなにカッチリ止まるものなのでしょうか?(企業秘密でしょうか)

初めてで、いろんな質問をしてすいませんでした。

お返事です。
管理人  - 00/10/24(火) 18:17 -
先日、私のクライアント先で大宮華紋の3ッ折りパンフレットを
偶然拝見し、いろんな意味で大変興味深いデザイン・内容でありました。
パンフレットからホームページの存在を知り、それも拝見致しました。
感想ですが、どれを拝見しましても森本様の大宮華紋に対する情熱・
ポリシーが伝わってきて、同じデザインをするものとして(私はグラフィ
ックデザインですが)何か共感する部分と、教えられる部分を感じました。
大変ためになり、ありがとうございました。

初めまして。
プロのデザイナーの方からの書き込みとは!思いもよりませんでした。
なんだか緊張してしまいますね^-^;
とにかくお褒めに預かりありがとうございます。

それと、テレビも見てしまいました。(なかなかの二枚目でしたネ)

今回テレビで大宮華紋を紹介させていただく事になったわけです。(普段は3枚目です)

その中で、家紋のデザインの話をしておられましたが私も同感です。

やはりプロならではの感性ですね。それもただ者ではないとお察し致します。

自分もロゴデザインなどの仕事で家紋をアレンジしようと挑戦したことがあるのですが、細い線と太い線の使い分け、左右対称のようで対象じゃない図柄、アンバランスを感じさせない構図、どの家紋もコンピュータでは描けないと実感しました。それと私の持論のルーツ、『モノクロで綺麗じゃないデザインをカラーにするのは逃げである。』と言い出したのも家紋と出会ってからだと思います。

細い線と太い線の使い分け
今の紋帳を見るだけではわかる事はないでしょう。
これは戦前までの着物に残る本物の上絵を見ないと気づかないことです。
家紋のデザインは日本の永い歴史が生み出したもの。
これそのものがデザインの到達点とさえ思えてきます。
これを越えるという事は大変な事ですね。

そこで質問ですが・・・・

○家紋のデザインの綺麗さに、何を求められたのですか?何をプラスする事が大宮 華紋何ですか?

一言で言えば女性の化粧の様なものです。
色を付ける事により家紋の表情がころっと変わります。
改めてそのデザインの美しさを発見することもあります。
私自身の楽しみでもあり、そして日本の紋章を多くの人々にわかっていただきたいです。

○上の質問にプラスですが、大宮華紋の延長線上に色相きものが存在するのです か?

私の大宮華紋がより美しくあるが為のステージが色想きものです。

○ご趣味は・・・

私には仕事と趣味の境目がありません。
好きで始めた事に対してお金を出していただけたらその時点でプロですよね。
又、そのお客様に喜んでいただければ、これほど幸せな事はありません。
趣味以上の満足度なのです。夜、ほぼ毎日トレーニングジムに通っていますが、これは生理的な延長上に置いてますので趣味じゃありません^-^;

○パンフレット・ホームページどちらも、デザイン性・機能性・その他もろもろなど、ど れをとっても良い仕上がりなのですが、森本様が制作なされるのですか?

パンフレットは私の友人のデザイナーに作成してもらいました。
この手をお手本が無かったので二人とも少しく苦労しましたよ。
ホームページは息子が全部作ってくれています。
当社の正社員で当サイトの管理人(この返信もそうです)です。
まぁ、なかなか意見が合わないのですがね・・・

○私も染め・描きなどを少しやってみたことがあるのですが、大宮華紋のパンフレッ トを見る限り、染料だけで制作なさるみたいですが私には想像もつきません。染料 が生地の上で、あんなにカッチリ止まるものなのでしょうか?(企業秘密でしょうか)

パンフレットだけで紋場の彩色が顔料だけではなく、染料というのを見分ける。
これは染色業界に足を踏み入れていらっしゃったのでは???
この答えは簡単です。
私の本業は染色補正です。色抜きの後で色を挿して直すのと同じ技法なのです。

質問の答えは以上です。
今度機会があれば今度はあなた様のデザインのお話でもお聞かせて下さいね。

初めてで、いろんな質問をしてすいませんでした。

いえいえ、質問に答えるのも勉強になります。
こちらこそありがとうございます。またどんどん質問して下さい!


和裁の本について教えてほしいのです。
鞠緒  - 00/10/23(月) 23:49 -
初めまして。私は仕事の関係で時々呉服屋さんに出入りしてるのものです。
大宮華紋の事は、この仕事につく以前、母から聞いて知っておりましたが
こんな素敵なHPがあるとは本日知りました。
話が少し違うのですが、和裁は以前から、母や祖母に習って、
自分の着る物、最初は浴衣からでした、そして小紋、色無地、訪問着と
自分の着る物程度は作っておりますが、
和裁の事を詳しく記してある本、どなたかお勧めの本がございましたら、
お教えくださいませんか。
日本の着物というものは、追求すればするだけ、
とても奥が深く、改めて日本の着物の良さを感じ、
また後世に残す大事な伝統であり文化だと思います。
これからも、また色々質問させていただくこととなると思います。
よろしくお願いします。
私の仕事は、小さな町の小さな日舞の教室をやっております。
和裁本について調べました。
管理人  - 00/10/24(火) 18:36 -
初めまして。私は仕事の関係で時々呉服屋さんに出入りしてるのものです。
大宮華紋の事は、この仕事につく以前、母から聞いて知っておりましたが
こんな素敵なHPがあるとは本日知りました。

初めまして。管理人です。
え?大宮華紋を知っていたんですか?
それは驚きですね。よろしければまた詳しい話をお聞かせ下さい。

話が少し違うのですが、和裁は以前から、母や祖母に習って、
自分の着る物、最初は浴衣からでした、そして小紋、色無地、訪問着と自分の着る物程度は作っておりますが、和裁の事を詳しく記してある本、どなたかお勧めの本がございましたら、お教えくださいませんか。
日本の着物というものは、追求すればするだけ、とても奥が深く、改めて日本の着物の良さを感じ、また後世に残す大事な伝統であり文化だと思います。
これからも、また色々質問させていただくこととなると思います。
よろしくお願いします。
私の仕事は、小さな町の小さな日舞の教室をやっております。

えーっと、和裁の本ですが、こちらで色々と調べてみました。
京都のジュンク堂書店さんにて調べた結果が以下の通りです。

タイトル                   出版社    価格(税別)
きもの百科3「帯と礼服・綿入れと寝具」    マコー社   1100円
きもの百科4「子供和服一切と祝い具」     マコー社   1100円
和のふだん着                 雄鶏社    1000円
和裁裁縫 礼服編               雄鶏社    3000円
和裁裁縫 後編                雄鶏社    3900円
新しい和裁                  永岡書店   1796円
新しいきもの作り方全書            文化出版社  2000円
着物の仕立て方                有紀書房   1380円

ジュンク堂書店 京都店
п@075-255-0101
FAX 075-255-0550

後、和裁組合が出している書籍が存在します。
これは専門家向けに作られた物なので少々むずかしいですが、かなり内容は充実して詳しくかかれているようです。
「和服裁縫」上・下2巻
定価がちょっとわからないのですが恐らく1万円以上はすると思います。
問い合わせ先は「平安企業」 075-211-4231
京都以外にも支部があるのでそちらにお問い合わせしてください。

Re(1):和裁本について調べました。
鞠緒  - 00/10/26(木) 23:38 -
鞠緒です。早速教えていただきありがとうございます。
私が、大宮華紋を知ったのは○○年前、成人式用の振袖を作ってもらったときでした。その時、母が女の子の振袖だから、花紋をいれたらねぇ
と言っていたら、祖母が、花紋は大宮華紋に限るよ、と言ってました。
それで、母が、大宮華紋について調べてきて、
これはいいよねぇ・・・でその時は終わりました。
でも、何かあったら、我が家の家紋ではなく、
自分が結婚する時には・・・これがまだだし、
色留袖に入れようかな、だけどこれがまた家の紋入れちゃって、
黒留袖、これは踊りの名前もらう時と教授免許もらう時にそれぞれ作ったけど
やはり家の紋をいれて作りました。
今度色留袖作る時こそはと思ってます。
以前色留袖作った時、呉服屋さんに、大宮華紋をいれたいんですよねぇって言った
ら、その呉服屋さん、アオクなっちゃって、
大宮華紋って言ったらですね、とてもとても・・・・ってなんだか、
とても恐れ多いもののように言われちゃって、
でも、このHP見て安心しました。
今度、何かあって色留袖作る時は大宮華紋いれるんだ。って思ってます。
今後ともどうぞよろしくお願いします。
お返事です。
森本景一  - 00/10/27(金) 16:14 -
色々と大宮華紋にこだわっていただき嬉しく思っております。
しかし販売ルートにより価格のばらつきがあったり、
類似品やその他よく似た名称のものがあると思われます。
私の知らない所で名前だけが一人歩きしているような
ところがあると耳にします。
私の仕事は反物であれば必ず出袖の端切れに
2cm角のラッカン場そこには華紋同様目通して中に
大宮華紋と朱で判が入ります。
さらにその横に錦、又は香の判も付きます。
追記
管理人@ARK  - 00/10/27(金) 16:20 -
あ、すみません。ARKが追記します。

えーっと、その後和裁本の情報は役に立ちましたか?
また、教えて下さいね。

それと、もしよければですがパンフレットや資料などを
差し上げたいと思っているのですがいりますか???
もしお入りになるようであればメールして下さい。

それではこれからもよろしくお願いしますね。


 

テレビを見ました。
着物ファン  - 00/10/24(火) 15:42 -
先日テレビで、彩色家紋を見ました。
(果て!この美しい彩色家紋は)
以前私がつとめていた、呉服問屋にあった、大宮家紋という本を、思い出しました。
気になったので、会社に問い合わせたところ、やはり、同じ著者でした。
そしてここのホームページを、教えてもらいました。
大宮家紋の本と、出会うまでの、私の知ってる色の付いた、家紋は、絵の具で書いたようで、染めとはほど遠いものでした。
テレビでの、大宮家紋は、生地目まではっきり映し出されるほど美しいものでし
た。
本物と出会ってみたいのですが、お伺いしても、よいでしょうか?
お返事です
管理人  - 00/10/24(火) 18:42 -
先日テレビで、彩色家紋を見ました。
(果て!この美しい彩色家紋は)

初めまして。管理人です。
ありがとうございます!結構見て下さってる方多いのですね!感激です。

以前私がつとめていた、呉服問屋にあった、大宮家紋という本を、思い出し
ました。
気になったので、会社に問い合わせたところ、やはり、同じ著者でした。
そしてここのホームページを、教えてもらいました。

へぇ、そうだったんですかー。
それではテレビを見たのが先だったのですか?

大宮家紋の本と、出会うまでの、私の知ってる色の付いた、家紋は、絵の具
で書いたようで、染めとはほど遠いものでした。
テレビでの、大宮家紋は、生地目まではっきり映し出されるほど美しいもの
でした。
本物と出会ってみたいのですが、お伺いしても、よいでしょうか?

ありがとうございます。
是非、来て下さい。来る事前にお電話やメールでご報告をお願いしますね。
心よりお待ちしております。


ご返事ありがとうございます
小松  - 00/10/24(火) 18:53 -
早々に、長々の質問にお答え頂き有難うございました。
大宮華紋・パンフレット・ホームページが別々のスタッフで制作されていたのは反対に驚きました。何故かと申しますと、何処かデザインには癖みたいなものがあって3点とも、同じ物を感じたのですが・・・
やはり森本さんのこだわりでしょうか?

お願いがあります。森本様の作品などの資料があれば見てみたいと思うのですが(デザイン的に興味があります)、それと森本様の配色にも興味があるといいますか、私の好きな色の組み合わせがあるのと、そこし分からない組み合わせも(嫌な組み合わせという訳でわなく)興味があります。

またまた面倒なことですいません。

感性の一致
森本景一  - 00/10/26(木) 14:46 -
私の制作、大宮華紋とスタッフ達のパンフレット、ホームページが
そんな風に目に写っていたとは私自身意識しておりませんでした。
これがプロのデザイナーの観察力なのですね。
あなたのおっしゃるこの三つに共通した物があるとしたら、
それぞれの制作者の「感性の一致」かもしれません。
いや、私に合わせてくれているのかも!?
それと作品の件ですが、是非一度見ていただいて、又ご意見聞かせて下さい。
売り物になっていますがフジアート出版「大宮華紋」の本とパンフレット制作者が作ってくれた「大宮華紋と色想きもの」のファイルブックがあります。(HPでも紹介しています)なかなかいい出来ですよ。
是非、ご覧下さい。
配色についてはあなたのお好みやそうでないもの、
私の勉強の為にも教えて下さいね。

PS
返信が遅れたこと深くお詫び申し上げます。

大宮華紋出版されているんですか
小松  - 00/10/26(木) 19:49 -
出版までされているとは、つくづく驚きです。
そこまで、本格的なものとは知らなかったとはいえ
数々の失言申し訳ありませんでした。
これからも、ご指導お願い致します。

色についてこの間お聞きした件ですが、森本様の色づかいについての質問ですが、私の色の感覚として和色というものは、簡単に説明するとふすまを通した光で見る色(微妙なくすみ・淡さ)とゆうところが、森本様の出す色に感じられたのですが、その中に洋装(洋服)で使われるような明度のたかい色と和色との組み合わせがありますが、あまり見ないものだと感じました。
何を、イメージされておられるんですか?

意識
森本景一  - 00/10/27(金) 15:37 -
これからも、ご指導お願い致します。

いえいえ、指導だなんて。こちらこそ勉強させて頂いています。

何を、イメージされておられるんですか?

私は「和」とか「洋」は色に関してあまり意識はしていません。
配色で意識しているとすればアクセントカラー(強調色)とナチュラルカラー(自然色)のそれぞれの役割です。
強調色という見せたい色があるとしたら必ずそれを引き立たせる、目に優しい自然色が配色として必要になってきます。
大陸文化が入ってきてから日本強調色と言うのはかなり煌びやかなものだったんです。原色に着色された寺院や金箔を張った仏像、しかし時の流れ共にこれらも目に優しい自然色になっていく訳なのです。
このような自然色と化した色を人々は日本の伝統色とイメージしているかも知れませんね。
私の色作りは自らの思うがままに色を出しております。
決まり事よりむしろ作り手、そしてユーザーが先ず楽しむ事の方が大切なのでは?
ルールを知らない外国人が「和」の取り入れ方等見事に自分のものとしているような気がします。

いずれにしても着物をもっと楽しみましょう。

HP制作・・・
管理人@ARK  - 00/10/27(金) 15:55 -
どーも。初めまして管理人のARKです。景一の息子です。
これからもよろしくお願いします。
前回の書き込みの通りHP制作及びWEB全般は全て私がやってます。
ただ、私は親父の方から資料をもらってやってるだけなんですよ。
なんと言うか勉強しながらHP作りをしてるって感じっすね。
レイアウト、HP内の配色、見せ方。これらのほとんどが私の趣味です。
着物業界に相応しくないような感じのサイトになってしまいましたけどね(笑)
ほんとはもっと良いデザインにしたいんですけどね、フラッシュとか使ってぱーっとやっちゃいたいんですけど。
うちの親父とかなりもめたりもしますけどお互いが
刺激になって良い物が作れてきているのでは、とも思いますがね。

でわ。


口紅をつけてしまいました!
ともこ姫  - 01/2/5(月) 11:28 -
昨日、白地の着物の襟に口紅をわずかに付けてしまいました。
ただ、ほんのかすった程度でベタッとした汚れではなくスッと刷毛でなぞったようなのが1センチ程度あるだけです。
自力できれいにできる方法をご存知の方、教えていただけますか?
業者に聞くと部分的染み抜きはやっていない、どこも同じと言われましたが、丸洗いするほど着物は着てないし、シミも自分が気にしなければ目立ちません。もう扱わず放っておくほうがいいのでしょうか??
Re(1):口紅をつけてしまいました!
管理人  - 01/2/5(月) 17:16 -
初めまして。

こちらに送って頂くのが望ましいのですが、
もしご自分で試されるのでしたら手順をお教えいたします。

口紅は基本的に油性なのでベンジンで溶けるのですが、
色素の強い物は残る場合があります。
この場合はそのままにしておいてこちらに送って下さい。

白い綿の布で、衿をベンジンで濡らし、口紅の部分を毛先の平らな歯ブラシで擦
り、その綿布で拭き取ります。何度か繰り返せば落ちると思います。
後は衿からはみ出さないようにベンジン形がつかぬよう衿全体をふくなどしてぼか
して下さい。
(ベンジンでこする事により損傷が起こる染めがある場合もあります)
決して、水と熱は与えないようにして下さい。

※ しみ抜き講座にも詳しい説明をしておりますのでご覧下さい

Re(2):口紅をつけてしまいました!
ともこ姫  - 01/2/6(火) 13:56 -
こんにちは、早速のご回答ありがとうございました!
本当に微妙なシミなので染み抜きに出すか自分でやるか、そのまま放置するか悩んでました。
端切れが残っていますのでそれで実験してから、ご指示どおりやってみます。
母がテレビで台所用洗剤を薄めて拭くと綺麗になると言ってたと教えてくれましたが、それはポリの洋服でさえ裏まで結構な輪染みができるので恐ろしくてできません。

今回、水厳禁!!と聞いてホッとしてます。
お茶を習ってるので今後、染み抜きでお世話になる可能性
もあります。よろしくお願いしまーす!

ご家庭で出来る範囲であれば・・・
管理人  - 01/2/7(水) 9:52 -
ご家庭で出来る範囲の事ならいくらでもアドバイスさせて頂きます。

市場で出回っているシミ抜き剤などのほとんどが絹には対応していません。
これが原因で失敗となる事も多いのです。

当サイトのクリニックの中の「シミ抜き講座」で
http://omiyakamon.co.jp/shimi/index.htm
一通りの事は説明しておりますのでよくお読み下さい。

また、いつでも質問掲示板に書き込んで下さい。

 

 

あっぱれ!鮮やか!しみ抜き芸
Little.L  - 01/2/24(土) 16:25 -
先日は突然の依頼にも関わらず、洋服(ストレッチパンツ)のしみ抜きを、快く引き受けて下さり、そして思いも寄らぬ「感動」をありがとうございました。
お着物専門だと思っていたので、諦め半分でしたが、とても気さくな、感じ良い応対に心和みました。その時の「感動」を少し伝えさせてくださいね。

ストレッチパンツにミルクが一滴落ちてしまい、すぐにその箇所だけを、水を含ませたハンカチでトントンと叩いてやりました。
(これが正しいしみ抜き法だと思い込んで・・・)
"落ちた!"様にその時は見えた・・・だけだったのです。
ショックな事に、数時間後、ミルク跡はもちろん、ご丁寧に、水の輪ジミまで、くっきり残ってしまいました。クリーニング店もお手上げ。
それを森本氏は、まるで絵でも描いているかの様に、やさしく、少しづつ、見事に跡形なく消してしまわれたのです。”たががしみ抜き!されどしみ抜き!?”
私の「勘違いシミ抜き法」も、森本氏の説明によって解消され本当に感謝、感謝です。
では、これからも、たくさんの着物や洋服達を、森本氏のハンドパワーで、美しく蘇らせてあげて下さいネ!!  ご活躍お祈りします。

Re(1):あっぱれ!鮮やか!しみ抜き芸
森本景一  - 01/2/27(火) 10:36 -
書き込みありがとうございます。

しみ抜きは(水性の場合)しみの方を先に濡らし、乾いた白い布にしみを水分と共
に移動させるのがコツです。
貴女が試みられたストレッチパンツがもし絹の着物だったらこの状態の上にスレを起こしていたと思います。
クリーニング店の技術にもかなり開きがあるようです。
最も困るのはしみが落ちないままにプレス仕上げをしてしまう事。
熱が加わることにより落ちるしみでも定着してしまいます。
特にミルクなどの動物性タンパク質は危険。
詳しくは当サイトの「しみ抜き講座」(クリニック)
http://omiyakamon.co.jp/shimi/index.htm
をご覧下さい。

また困ったことがあればいつでもご相談下さい。

 

 

仕立てあがりのきものにも紋入れできるのですか?
カリブの風  - 01/3/1(木) 23:43 -
HP拝見しました。

おしゃれ着としての色無地を2枚持っているのですが、もしこの仕立て上がったきものに紋入れしていただくとすると、洗い張りや仕立て直しが必要なのでしょうか。
それとももっと簡単にお願いできるものなのでしょうか。

Re(1):仕立てあがりのきものにも紋入れできるのですか?
森本景一  - 01/3/2(金) 13:27 -
書き込みありがとうございます。

別途料金がつきますが仕上がったままでも出来ます。
染め抜き紋・縫い紋・大宮華紋(当社独自の彩色家紋)などご自由にお選び下さい。

 

 

反物の長さについての質問です。
さくら  - 01/3/29(木) 21:28 -
大学で染織の勉強をし今は着物の着付け等について勉強しています。
どうしても、わからないことがあります。
着尺・長じゅばんの反物の長さを教えて下さい。
着物の種類は振袖、無双、単衣のそれぞれです。
宜しくお願い致します。
お返事です(遅くなりました)
管理人  - 01/3/31(土) 14:35 -
初めまして。管理人です。
お返事が遅くなりまして申し訳ありません。
早速ですがご質問のお答えをさせていただきます。

------------------------------------------------------
○ 着尺(着物になる表生地)
      付下     三丈四尺〜五寸
      無地・小紋  三丈三尺〜四尺
------------------------------------------------------
○ 単衣(着尺と同じ)
------------------------------------------------------
○ 無双(着尺二反分)
------------------------------------------------------
○ 本振袖 / ・共八掛  五丈二尺
           ・表のみ  四丈二尺
           ・八掛   一丈二尺
------------------------------------------------------
○ 襦袢  / ・着物用 / ・袖無双  三丈二尺
                   ・袖単衣  二丈六尺
          ・振袖用 / ・袖無双  四丈八尺
------------------------------------------------------
※ 一丈 → 3.79M

以上です。このようなご返答でよろしいでしょうか?
また、何かわからないことがあればご質問して下さいね。

※ 上記表でわかりづらいところがあるかと思います。
もしわからなければまたお聞き下さい。

ありがとうございました
さくら  - 01/4/6(金) 19:24 -
ありがとうございました。
とても、参考になりました。

また何かわからないことがあったら
宜しくお願い致します。

Re(1):ありがとうございました
管理人  - 01/4/7(土) 0:16 -
いえいえ、お役にたてて光栄です。
あれで大丈夫でしたか?

また、BBSをご利用下さいね。

 

 

00/10/15(日) 〜01/4/7()


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